「自立支援機器開発・利活用に関わる人材育成のミニ研修」と「有識者会議」

2025/12/02

このたび、支援機器の開発・利活用に携わる、または関心のある理学療法士を対象に、自立支援機器の開発・利活用に関わる人材育成を目的とした研修会を開催いたします。

本研修は、日本支援工学理学療法学会および日本地域理学療法学会が協力して実施する厚生労働省研究事業（※1、２）の一環として構築されたプログラムを試行し、その妥当性と有効性を確認することで、今後の教育・臨床に役立てることを目指します。

また、研修終了後には希望者を対象に「有識者会議」を開催し、理学療法士教育（卒前・卒後教育）における支援機器教育や人材育成について意見交換を行います。支援機器に関わる理学療法士の育成や課題、解決方法について、率直なご意見・ご感想をぜひお寄せください。

「自立支援機器開発・利活用に関わる人材育成のミニ研修」

主催	日本支援工学理学療法学会
後援	日本地域理学療法学会
対象	日本支援工学理学療法学会・日本地域理学療法学会の会員ほか
定員	約40名（最大60名、先着順）
開催日時	2026年1月10日（土）13:00～18:00、11日（日）9:00～12:10
会場	東京都立大学荒川キャンパス大講堂（〒116-8551 東京都荒川区東尾久7-2-10）

●プログラム概要：

2026/1/10
13:00～13:05　開会挨拶：松田雅弘（順天堂大学）

13:05～13:30　自立支援機器開発・利活用人材育成について：松田雅弘（順天堂大学）

13:30～14:00 　自立支援機器とは：井上剛伸（国立障害者リハビリテーションセンター）

14:00～14:30 　自立支援機器開発・利活用に関わるニーズとシーズについて：二瓶美里（東京大学）

14:30～15:00 　自立支援機器の支給制度：白銀暁（国立障害者リハビリテーションセンター）

15:10～15:40　自立支援機器開発・利活用–工学的な知見から（デザインシンキングを含む）-：大保武慶（東京都立大学）

15:40～16:50　利活用に向けた自立支援機器開発や利活用の事例紹介：講師調整中

17:00～18:00　ニーズ調査・ニーズに関するワークショップ：田代耕一（福岡桜十字病院）

（同日プログラムの終了後、懇親会（日暮里駅周辺）を開催予定）

2026/1/11

9:00～11:00　支援機器の評価方法ワークショップ（講義・演習・発表）開発／利活用：近藤夕騎（関東学院大学）

11:10～12:10　製品化事例とAID-P（Assistive-technology Innovator Development program）の紹介：柿花隆昭（東京大学）・他

「有識者会議」

主催	「障害者自立支援機器開発に携わる医療・福祉・工学分野の人材育成モデルの普及促進に資する研究」研究班（担当：松田雅弘（順天堂大学））
対象者	ミニ研修参加者（希望者のみ）
開催日時	2026年1月11日（日）12:20～15:20
会場	東京都立大学荒川キャンパス大講堂（〒116-8551 東京都荒川区東尾久7-2-10）

●プログラム概要：

支援機器に関わる理学療法士の育成や課題、解決方法に関する意見交換会

司会：松田雅弘（順天堂大学）

※1 厚生労働科学研究費補助金疾病・障害対策研究分野障害者政策総合研究「障害者自立支援機器開発に携わる医療・福祉・工学分野の人材育成モデルの普及促進に資する研究」、課題番号：24GC1016、研究代表者：井上剛伸（国立障害者リハビリテーションセンター）

※2 厚生労働科学研究費補助金疾病・障害対策研究分野障害者政策総合研究「障害者自立支援機器開発コーディネーター育成プログラムの開発に資する研究」、課題番号：23GC1003、研究代表者：二瓶美里（国立大学法人東京大学　大学院新領域創成科学研究科）、

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