第3回先端技術・福祉用具合同フォーラム
2025/04/20
開催日 | 2025年7月12日(土)9:30~14:40 |
---|---|
会場 | オンライン開催(会期後オンデマンド配信あり) |
テーマ | 世界の支援機器の現状から日本の現在位置を知る-パラ陸上・途上国支援・国際標準化機構の視点から- |
フォーラム長 | 森田 智之(神奈川県総合リハビリテーションセンター) |
準備委員長 | 佐藤 将(神奈川県総合リハビリテーションセンター) |
対象 | 理学療法士およびリハビリテーション関連職種(作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、医師等)、エンジニア 上記に職種に関連する学生 |
参加費 | 1)日本支援工学理学療法学会 専門会員A 2,000円
2)日本支援工学理学療法学会 専門会員B 2,000円 3)日本支援工学理学療法学会 一般会員 3,000円 4)上記1)~3)未所属の日本理学療法士協会会員 3,000円 5)上記1)~3)未所属の理学療法士以外の職種 3,000円 6)日本理学療法士協会非会員の理学療法士 5,000円 7) 学生 無料 |
参加登録 | 参加申込方法と申込期限
1)日本理学療法士協会会員の方 方法:マイページよりお申込みください(セミナー番号:142009で検索) 期限:クレジットカード場合 2025年7月9日(水) 口座振替の場合 → 申し込みを締め切りました
2)各種養成校に在籍する理学療法士または作業療法士の免許を持たない学生 方法:こちらよりお申し込みください 期限:2025年7月9日(水)
3)日本理学療法士協会会員以外の方 申し込みを締め切りました
|
プログラム | 9:30-11:00 特別講演:新しいパラ陸上競技:フレームランニングの魅力とその適応
講師:指宿 立(いぶすき たつる) 所属:明野中央病院 専門理学療法士(地域理学療法・予防理学療法・支援工学理学療法) 世界パラ陸上競技連盟国際クラシファイア(肢体不自由) 公認パラスポーツコーチ 公認上級パラスポーツ指導員
11:00-11:10 休憩
11:10-12:10 教育講演:Developing countriesでの支援機器の現状と必要とされている支援 講師:林 寛人(はやしひろと) 所属1:Sunrise Medical Australia 所属2:SEARCHH(South East Asia Rehabilitation Collaboration Helping Hand)プロジェクト 理学療法士
12:10-12:40 休憩
12:40-14:40 シンポジウム:国際標準化機構(ISO)ワーキンググループでの活動 シンポジスト①:半田 隆志(はんだたかし) 所属:埼玉県産業技術総合センター エンジニア、ISOワーキンググループコンビーナ・エキスパート シンポジスト②:亀ヶ谷 忠彦(かめがやただひこ) 所属:群馬医療福祉大学 作業療法士、ISOワーキンググループコンビーナ・エキスパート シンポジスト③:松苗 徹(まつなえとおる) 所属:ヤマハ発動機株式会社 エンジニア、ISOワーキンググループエキスパート |
生涯学習ポイント | 学術事業(本フォーラム含む)は日本理学療法士協会の生涯学習制度の点数・ポイント対象外です。 |
問い合わせ | 事務局 栄 健一郎(sakaeken@tekiju.com) |
*** 紹介文 ***************************************************************************************************************************************
私たちの日常に存在する多くの製品や技術は、標準規格と呼ばれる国際的な(あるいは国内の)ルールに基づいて設計されています。これにより、ユーザの安全性や利便性が確保されるとともに、部品の共通化によるコスト削減が実現されています。
例えば、トイレットペーパーのサイズがバラバラだったらどうなるでしょうか?スマートフォンの充電器がメーカーごとに異なっていたら不便ではないでしょうか(実際、近年までそうでした)。私たちの身の回りには、このような標準規格に基づいた製品が数多く存在し、生活を支えています。
障害者や高齢者らの生活を支援する機器や技術についても、そのような標準規格が同様に存在します。そして今この瞬間も、新たな規格の開発や既存規格の更新が進行中です。本シンポジウムでは、車椅子を中心に、国際標準規格の策定に携わる3名の専門家をお招きし、それぞれが関わっている標準規格とその開発についてお話しいただきます。登壇者はエンジニア、作業療法士、そしてメーカー技術者であり、異なる立場から標準規格の重要性と開発への関与について深く掘り下げていただきます。
支援機器や支援技術の標準規格への関与は、日本支援工学理学療法学会、そしてそれに所属する理学療法士に期待される重要な役割の一つです。単なる中間ユーザとしてだけでなく、明日の臨床により良い製品や技術を届けるために、このシンポジウムを通じて、一緒に考えてみませんか?
***************************************************************************************************************************************************